2022/05/25
特集/山地のお茶
投稿者:きみくら編集部

お茶の名産地 -静岡県-
静岡は北に山、南に海が広がる自然豊かな地域です。富士山をはじめとした3000メートル級の山々からなる北部山岳帯があり、その山から流れ出た水が天竜川・大井川・安倍川となって海へつながっています。山合いでは、朝晩の寒暖差と短い日照時間によって香り高い良好な「山地のお茶」(主に浅蒸し煎茶)が育ち、平地から海へと続く地域では日当たりの良さを活かした栄養たっぷりの「平地のお茶」(主に深蒸し煎茶)が育ちます。今年の新茶も精一杯日光を摂り込み育ちます。
山地のお茶「浅蒸し茶」と平地のお茶「深蒸し茶」の違い
旨みと香りを楽しむ「浅蒸し煎茶」

山地のお茶は
柔らかい葉からゆっくり旨味や香りを引き出すように低い温度でじっくりと待つ淹れ方がおすすめ。
- 茶葉6g
- 湯量240cc
- 温度60〜70℃
- 抽出60秒
コクと甘みを楽しむ「深蒸し煎茶」

平地のお茶は
茶葉の鮮やかな水色と深いコクやまろやかな甘味がより感じられるように少しずつ丁寧に注ぎ分ける淹れ方がおすすめ。
- 茶葉6g
- 湯量240cc
- 温度70〜80℃
- 抽出30秒