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kimikura

2022/06/03

お茶と旬 / vol.04 浅蒸し煎茶ときす

一番の食べころを迎えた旬の素材に感じる格別な味や香り、すっと染み込んで身体が目覚めるような瑞々しさ。ほんの短い旬を愉しむ贅沢な時間は美味しさだけではなく、心にも潤いを与えてくれます。毎年欠かせない定番の楽しみかたから、誰かに教えたい新しい楽しみ方まで、「お茶と旬」をテーマに季節の味わい方をうかがいます。

vol.04 / 浅蒸し煎茶×きす

初夏のこの時期、海辺の水温があがってくると浅瀬にでてくる「きす」。 気軽に釣りを楽しめる魚としても人気です。これからの夏場はたくさん釣れる本格シーズン。
今回は緑の鮮やかさがうれしい旬のお野菜と一緒に天ぷらにしてお茶とのペアリングを楽しみたいと思います。

サクサクの天ぷらを揚げるコツは「冷やす」こと。
水気をきれいに拭き取って、揚げる直前まできすを冷蔵庫で冷やしておきます。 さらに衣が入っている器も、氷入りのボウルの上にのせて、冷やしながら使用してください。材料と衣が冷たくて、熱い油との温度差があればあるほど水蒸気が逃げやすくなり、カラッとした仕上がりになります。

旬の美味しさを閉じ込めた天ぷら

今回ペアリングでおすすめするのは「煎茶 天竜」。実は上級の浅蒸し茶には 「青のりのような香り」と表現される、青々しい香りをたっぷり含むものが多いです。味わいも、まるで出汁の様な濃厚な旨味があり、日本食を連想させてくれます。 きすと野菜も天ぷらにすることで美味しさがぎゅっと閉じ込められ、口に含むと爽やかな香りがひろがります。香りの相性がとても良い組み合わせです。

材料(2~3人分)


  • きす6尾
  • 天ぷら粉大さじ4~5杯
  • 氷水を入れたボウル水の量は天ぷら粉の1.5倍
  • 適量
  • そら豆/ししとう/ベビーコーンなど季節の野菜
  • すだち1個
  • 適量

つくり方


  • 下準備 野菜は洗い、食材の水気はしっかり切っておく
  • 1. ボウルに天ぷら粉と水を注ぎ、軽くかき交ぜます。氷水を入れたボウルに重ねて少し冷やします。
  • 2. 170℃に熱した油で、野菜から順番に 1. をつけて揚げていきます
  • 3. 揚げあがったら網がついたバット等において、しっかりと油をきってから盛りつける
  • 4. お好みで、カットしたすだちや塩をそえて完成

合わせたいお茶

「煎茶天竜」を淹れるときには湯さましをして70度くらいで淹れてみてください。香りを楽しみつつ、旨みもじっくり引きだせます。
他にもさわやかな柑橘類を使用したお菓子や小倉羊羹などシンプルなお菓子に合わせるのもおすすめです。

煎茶 静岡 天竜
煎茶 静岡 天竜
浜松市北部天竜川沿いの山間部で栽培されたお茶です。朝霧のかかる茶園で採れたお茶は香り高く濃厚な甘みが楽しめます。
1,620円
#04 / お話をうかがったひと
橋本 裕子さん
profile:日本茶インストラクター第14期生
お茶の歴史や味わいに興味を持ち2002年にきみくらに入社、その後日本茶インストラクターを取得。現在は新茶から一年を通して、お茶のブレンドの調整や品質チェックを茶師とともに行う。

「新芽」「一番茶」って?

生葉

冬の間長い休眠状態となるお茶の樹は、春を迎えると黄金色の新芽が芽吹きゆっくりと成長します。
「きみくら」が本店を構える静岡県掛川市では5月の初め頃、市内のお茶畑の畝が一斉に新芽の若葉色に覆われます。

その年はじめて摘みとった新芽でつくるお茶を「一番茶」や「新茶」といい、一番茶は二番茶より新鮮な香りが高く、リラックス効果のある成分もたっぷり含まれます。

お茶と食材それぞれの旬の出会いを愉しむ

同じ時季に旬を迎えるもの同士の、最高に贅沢な組み合わせ。 新茶ならではの香りや旨みをじっくり丁寧に味わうのはもちろん、野山の幸や海の幸など、相性のよい食材を掛け合わせることで一層引き立てあうそれぞれの特徴や香り、おいしさの相乗効果をたのしみながら、旬を味わっていただけたら嬉しいです。 

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