いよいよ2020年も残すところわずかとなりました。直接会ってお礼の気持ちを伝えたり、みんなで集まることがなかなか叶わない今年は、大切な人へ冬ならではの旬のギフトを贈りませんか?
まもなく収穫のシーズンを迎える「寒蜜いちご」は極限まで完熟してから摘み取る稀少ないちご。みんなが笑顔になるおいしさの理由をご紹介します。
グループ会社「まるやま農場」のいちごハウスは、きみくらから車で15分ほどの静岡県菊川市にあります。専任の女性スタッフを中心に日々いちごと向き合い、いよいよ収穫のシーズンを迎える「寒蜜いちご」にかける思いと、こだわりを聞きました。 「シンプルに”本当においしいいちごをつくりたい”という思いで日の出から日没までいちご栽培に精をだしています。私たちにとっていちごハウスはキッチン。温度、湿度、光(太陽)の加減、水の量、肥料の質にこだわり、自然を材料として料理するように、”たべもの”をつくっていることに誇りをもっています。 いちごにとって日中の最適な環境と、夜間に冷やす過酷な環境アメとムチ+愛情で、スイーツのように甘いいちごに仕上げます。ぜひ多くのお客様に味わっていただきたいです。」
一般的な栽培方法のいちご農家よりも2倍の広さの育苗スペースをとり、1株1株がたくさん光合成できるようにしています。また、植え付け時には、株間を広くとることで1株ごとの根を広げることができるスペースを十分につくることで、夜間5℃までさげる寒さに耐える丈夫な株に仕上げます。
日の出とともに光合成をはじめる株のために、6時からボイラーでハウス内を温めます。気温、湿度、二酸化炭素濃度を測定し、いちごにとって最適な環境づくりを行っています。ひとつひとつ株の様子を見ながら、摘果(間引き)をして粒の数を絞っているから、ひと粒が大粒に成長します。慣行栽培のいちごと比べると、収穫できるいちごはわずか6割ほどになりますが、その分太陽の光と栄養をたっぷりうけた大粒のいちごに育ちます。
通常店頭にに並ぶ苺は、まだ完熟していない状態で収穫したあとに赤くなったものが一般的です。 収穫後にどんどん熟して糖度があがるみかんやバナナと異なり、 完熟前に摘んだ苺は赤みは増しても、糖度があがることはありません。 寒蜜いちごは、真っ赤に熟すまで太陽光での光合成により栄養をたっぷり吸収している本物の完熟苺。収穫は実が締まっている状態の早朝から始まり、完熟した実に触れる回数を最小限に抑え、ひと粒ひと粒大切に行います。
寒蜜いちごは一般的な紅ほっぺと比べて大粒なところも特徴です。大粒のいちごが甘い理由は、小さい粒よりも熟すのに時間がかかるため、糖分を蓄える時間がより長いからです。普通サイズの色づきスタートから5~7日程で赤くなるとすれば大粒は赤くなるのに7~10日と約1.5倍の時間糖分を蓄えて、蜜のように甘く育ちます。
配送中に苺にかかる衝撃を抑えるため、容器にもこだわりました。やわらかいフィルム素材が苺をやさしく包み込む、新発想の宙吊り包装を採用した容器に入れてお届けいたします。 真っ白な箱を開けると、鮮やかな大粒苺からふわっと広がるフレッシュで甘い香りは、お子様から大人まで、どなたにも喜んでいただけるはず。大粒・完熟の紅ほっぺ“寒蜜いちご”をお召し上がり下さい。