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kimikura

2022/01/19

特集/私のささやかな贅沢

投稿者:きみくら編集部

小ぶりな急須を買いました。

すでにいくつかの急須を持っていながら、なぜこの時期に買ったのか。
今ある急須が気に入らないとか、壊れたというわけではないのです。

毎日活躍しているのはむしろそちらの方で、大きな急須は使い勝手がよく、一度に2~3杯淹れることができる優れモノ。しかしなぜだろう、特別感というか贅沢な感じがしない。ご飯を食べるときに家族分のお茶を淹れるのだが、必ず毎度いい仕事をしてくれる。
手入れもしっかりしているから、美味しく淹れられないなんてことはありえない。
でも、なにか物足りない。

誠に申し訳ないのだが、どうしても小さな急須で「一杯入魂」のようなお茶が飲みたいと思ってしまった。
数日前までは思いもしなかったこの感覚を引き起こさせたのは、肌感覚で訪れた春の空気のせいでしょうか。
掌にすっぽりと収まってしまうほど小さく品の良い急須は、ほんの一杯を楽しむためだけの急須。
私のためだけに使われる急須。

見ているだけでにっこりしてしまう丸みと、抽出中のわずかな時間も手の中に収めたくなる手触り。
じわりと暖まるこの間が、ゆっくり旨みを抽出していることを想像させる。
ワクワクしながら湯呑に注ぐ。
立ち上る香りでまず一口目、口に含んで味わう二口目。
湯呑の底に集まるコクを飲み干して三口目。
一杯の中に数多の旨さを含む。

これぞこれこれ。あぁ、お茶が美味しい! と心から思う瞬間です。
午後の日差しがやわらかな、このゆったりとした贅沢な時間。
小さなお菓子を頬張りながら、小さな急須を愛でる。
たまにはこんなふうに私のための究極の一杯を楽しんでみるのもいい。

   

美味しいお茶の淹れ方[3人分]


  • 1. 茶葉の量は6g。茶さじや大さじスプーンに擦切り一杯が目安です。


  • 2. お湯の温度は70度〜80度。湯呑に入れて湯を冷まします。


  • 3. 茶葉を入れた急須にお湯を注ぎふたをして30秒待ちます。


  • 4. 均等に少しずつ注ぎ、最後の一滴まで注ぎ切ります。
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